Archive for the ‘ケーススタディ’ category

ブライアントパーク 安全な公園を目指して

10月 26th, 2010

前回のブライアントパークの続きです。この公園の成り立ちを辿ると、少し興味深いものがありますので、簡単にですが、この公園の歴史を紹介させていただきます。

1884年Crystal Palaceの焼失した跡地に出来たReservoir Squareを、ブライアントパークと名づけ公園にしたのが始まりです。そして、この公園に隣接して、1911年にはNew York Public Library(名建築の一つ)が出来ます。1920年代には、地下鉄工事の作業現場になり、その後、1934年に新しく芝生を中心とした公園に再設計されます。

ブライアントパークとニューヨーク州立図書館

1900年初期のブライアントパークとニューヨーク州立図書館の様子を描いた絵


 
しかし、この上にある絵とは現実は異なり、 » Read more: ブライアントパーク 安全な公園を目指して

Bryant Park(ブライアントパーク): ニューヨークの都市公園

9月 20th, 2010

毎年、9月の初旬(Labor Day Weekend)になるとニューヨークを訪れるというのが、ここ数年の私の恒例イベントになっています。このニューヨーク旅行は、テニス好きな私が大変楽しみにしている、全米オープン(世界四大大会の一つ)を見に行く為です。大抵、丸一日はテニス観戦をし、他の日は、大学時代の旧友に会ったり、美術館などを回ったりします。マンハッタンにある新しいランドスケープ・建築・まちなみ等を見ることは、デザイナーとしての自分に良い刺激を与えてくれます。
 

Bryant Park (ブライアントパーク)

Bryant Park (ブライアントパーク)


 
さて、ニューヨークには、東京のように見所がたくさんあるのですが、その中でも私が大変気に入っている公園が、このBryant Park(ブライアントパーク)です。都市の一角に突然現れる、明るい緑の芝生のオープンスペース。 » Read more: Bryant Park(ブライアントパーク): ニューヨークの都市公園

今どきのリゾートはヴィラを中心とした低層建築、かつプライベートに…

7月 20th, 2010

ホテル・リゾートのランドスケープ  - フロリダのカプティヴァ島とサニベル島(Captiva and Sanibel Island)②

前回からの続きで、フロリダのカプティヴァ島にあるSouth Seas Island Resortを紹介します。このリゾートは、ランドスケープ・景観の観点において非常に良く出来ており、素晴らしい場所がたくさんあります。
多くのホテルのランドスケープデザインに関わる私自身も、「また泊ってゆっくりしたい。」と思うような場所です。特に素晴らしいと思った点は、ホテル客室のヴィラを主として、レセプションセンター、レストラン、ビーチクラブ等の低層建築が広大な敷地を利用して上手に配置されている点が挙げられます。

South Seas Island Resortを上空から見る。 ©Google Map

South Seas Island Resortを上空から見る。 広大な敷地に低層建築が配置されている。©Google Map

衛生写真を見ると、西側にあるプライベートビーチ沿いに建物が並んで配置されているのが分かるでしょうか?これらは、オーシャンビューを意識した敷地計画に » Read more: 今どきのリゾートはヴィラを中心とした低層建築、かつプライベートに…

ホテル・リゾートのランドスケープ  - フロリダのカプティヴァ島とサニベル島(Captiva and Sanibel Island)①

5月 3rd, 2010

以前にいくつか公園や広場などを紹介してきましたが、今回から暫くの間、私が現在住んでいる米国フロリダ州のランドスケープを案内しようと思います。フロリダ州はアメリカの中でも日本から最も遠くにあり、日本人が訪れる機会があまりないので、皆さんにとって中々想像し難い場所のようです。先日、私の両親が初めてコチラに遊びに来たのですが、私が何処の都市に住んでいるのか、あまり理解していなかったようです。。。

アメリカの地図 フロリダ州

アメリカのフロリダ州はココにあります。

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Promenade Plantée パリの空中公園は地上の公園へと繋がる

3月 11th, 2010

ブログ「Promenade Plantée パリの空中公園」の引き続きです。今回は、なぜこのパリにある長距離の緑空間(公園+緑道)が素晴らしいか?説明したいと思います。その理由は、この緑の繋がりは、ある地点にに来ると、伝統的なフォーマルな空間からコンテポラリーな公園へと変化する魔法のような緑空間にあるのです。
 
前回に紹介したように、Promenade Plantée(プロムナーデ プランテー)の緑道部分は、クラシックかつフォーマルな様式を取り入れた公園です。これらは、パーゴラ柱やアクシス(中心軸)を意識した長方形をした水盤などのランドスケープ・エレメントに忠実に表現されているかと思います。

深緑色をしたトレリスと球盤

バラを絡ませた深緑色のトレリスと球盤

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Promenade Plantée パリの空中公園

3月 4th, 2010

以前にニューヨークに出来たばかりの新しい公園 – The High Line Parkを紹介しました。今回は、その先例となったパリにあるPromenade Plantéeを紹介したいと思います。私が訪れたのは、大学院を卒業した後すぐの2005年9月ですから、少し情報的には古くなりまが、私のスケッチブック(ジャーナル)にも素晴らしい線路高架を利用したプロジェクトと書き記してあり、とても記憶に残るユニークな公園です。
 

屋上公園の下には、ブリックのファサードをもつアート・クラフト系のショップが並んでいます。

屋上公園の下にある、ブリックのファサードをもつアート・クラフト系のショップ


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