合格おめでとう!アメリカのランドスケープの大学院へ。

4月 25th, 2013 by Taguchi Leave a reply »

先日、以前から留学の相談をうけていた方から、アメリカのランドスケープ学科の大学院に合格して留学することになったとお知らせを頂きました。おめでとうございます!この方は、海外の留学の経験があり、本当に熱心でしたので、受かると思っていましたが、「本当に受かるのか?」と、とても心配していました。
米国への留学の壁は、日本の大学の入試試験のようなハードルが高いものではありません。ただ、TOEFLなどの英語の試験をある程度、点数をとるのに苦戦するようです。また、将来、仕事が就けるのか?、学費等の金銭面など、いろいろ心配事が多いようです。
個人的に思うのですが、どの職種にも、ある程度のリスクはあると思います。その面の心配を取り除くには、とりあえず、コツコツと実力をつけて、自分なりの技術を持つ必要があります。米国のランドスケープの大学院は、とても実践的ですので、授業のカリキュラムを通して、トントンと実力をつけることが出来ると私は信じています。
この合格者も、以前の方も、ある大学院は、学費の一部免除をオファーしてくれたと言っていました。そういう意味では、ランドスケープ関連の大学院を目指している方は、海外の大学院を考えても、金銭的には、何とかなると思いました。
米国では、多くの中国人、韓国人、タイ人などの留学生がいます。残念ながら、最近の、日本人の若者は、日本国内に、ある程度の、職業の需要がある為に、留学を避ける傾向があります。反対に考えてみれば、少し苦労はすると思いますが、英語や特殊技能を操り、仕事が出来るようになれば、他の人より、世界を広く、仕事していけるのでは、ないでしょうか?私自身は、最近、中国の仕事を多くするようになり、中国語の勉強を始めました。日常会話レベルには、程遠いですが、少しづつ、とりあえずやってみようと思います。

最後にですが、私も、知り合いのランドスケープアーキテクトに言われて、良かったと思う言葉があります。この合格者には、それと同じ事をアドバイス出来たらとおもいます。
「大学院を卒業するだけに行くのではなく、海外で仕事に一度就いてみる気で行きなさい。」

■以前の合格者がでたときのブログ
http://www.landscapearchitect.jp/journal/education/keikan2181

関連記事

Advertisement

2 comments

  1. arteller より:

    「残念ながら、最近の、日本人の若者は、日本国内に、ある程度の、職業の需要がある為に、留学を避ける傾向があります。」…←この文に対して違和感を覚えたので、一つコメント。
    …「ある程度」とは、ほんの一握りの人間なのでしょう。ここ10年ほど、留学を避ける傾向にあったのは、学士取得後も、博士課程に進む金銭的・精神的余裕が、本人にも、親にもない人がほとんどでした。成長力のあるエリア、うち発展途上の外国に職を求めるしかない状況でもありました。留学なんて贅沢極みないと感じてしまった過去の私をおもっての僻み根性です。お許しください。
    1979年生まれです。ランドスケープデザインに興味があり、たまたま記事を読みました。

  2. Taguchi より:

    コメント有難うございます。そうですね。特に精神的な面の余裕というのは難しいのかもしれませんね。
    金銭的な面は、最近の円高で解決する、もしくは、米国の大学における奨学金をとる等で解決できます。特に、アジアの裕福でない学生は、最初から、奨学金をだしてくれる大学院しか行かないと決めている学生も多いです。また、米国の有名な都市の大学を選ばなければ、生活費は日本より断然リーズナブルだと思います。
    精神的な面は、とても難しいですね。それは、家族であったり、友人であったり、いろいろなものが関係しますからね。自分は、留学したい人に情報を提供できるだけです。。。未だに、米国にいることができるのも、自分の家族が健康でいるということで、精神的な余裕があるのかもしれません。感謝しなければいけませんね。

コメントを残す

Comments links could be nofollow free.