住宅街のクリスマス・ライトアップ-小さなルミナリエ

2009年 12月 24日 木曜日by Taguchi No comments »

Merry Christmas and Happy Holiday!!ということで、前回までの記事から少し離れて、季節ものの話題を取り上げたいと思います。11月のThanksGivingの祝日を過ぎてから、米国ではクリスマスに向けて、皆が動き始めます。家族のプレゼントの為のショッピング、クリスマスツリーのデコレーション、それと共に、今回取り上げる住宅の家や庭のライトアップがあります。私の住んでいるフロリダでは、さすがに雪が降ることはないのですが、それでも、冬の雰囲気を出すライティングがあちらこちらで見かけることが出来ました。

トナカイのクリスマス・イルミネーション

トナカイのクリスマス・イルミネーション


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High Line Park – 屋上公園 -ここは宙に浮かぶ公園、けれど建物を潜り抜ける

2009年 12月 18日 金曜日by Taguchi No comments »

High Line Parkをさらに奥へ歩いて行くと、建物を潜り抜けることになります。この公園はもともと線路高架の上に造られた、つまり簡単に言えば、屋上に存在するのに、さらにその上に構造体が存在し、トンネルのように穴の開いた空間を利用者は通り抜けて行く事になります。この行為は大変面白いものです。最初に私が通り抜けた建物は、象徴的なモダンな外観を持つブティックホテルのThe Standard Hotelです。

公園は建築をくぐり抜ける。建物は、Andre Balazsが経営するブティックホテルのThe Standard Hotel。

公園は建築をくぐり抜ける。建物は、Andre Balazsが経営するブティックホテルのThe Standard Hotel。リズム感のあるガラス窓のファサードがいい感じ。

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High Line Park – 屋上公園 -空を歩くかの如く。

2009年 12月 12日 土曜日by Taguchi No comments »

このニューヨークのHigh Line Parkの面白いところは、現在を象徴するようなコンテンポラリーな雰囲気を思いっきり反映させたところです。
前回説明した入り口の細長い階段を上って行くと、空を突き抜けるような広々とした開けた空間が現れます。この狭くて薄暗い空間に対して、空と緑の明るく広い空間の対比が利用者にとても新鮮な印象を与えているようでした。そして少し驚かされるのは、この公園の特徴と言うべき、ペーブメント(舗装)が緑に編みこむようにギザギザ状になっていたり、舗装が立ち上がりつつベンチになっていたりと、多くの場所に現代風の解釈を取り入れつつ設計されたランドスケープエレメントです。これらは、人々にアート感を与えだけでなく、このNYマンハッタンという場所を表現するような、活きを個人的に感じました。少しベンチは、KBASのペンタゴンメモリアルのデザインの類似点がありますが、サイトファーニチャーで個性を出すのは、なかなか難しいので今回は良しとしましょう。

Gansevoort Woodland-HIgh Line Entrance

長い入り口の階段を上っていくと、周辺の都会の雰囲気とは異なり、別世界。

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High Line Park, New York- 新しい時代の公園

2009年 12月 7日 月曜日by Taguchi 8 comments »

私は、仕事の延長上と個人的な趣味を兼ねて、いろいろなランドスケープや建築を見たり、観察したりするのが大好きです。「一見は百聞に如かず」と言う言葉を、モットーとして多くの場所に実際に行くようにしています。
さて今回は、今年の6月にオープンしたばかりのHigh Line Parkを紹介したいと思います。以前からこの公園の事は、ランドスケープの雑誌やASLAの記事なので読んだことはあったのですが、このデザイン事務所のField Operations自体が結構新しい会社ですし、私自身、実際に彼らの作品を見たこと無かったという事もあり、あまり気にしていませんでした。
ところが、NYに旅行した(私はテニス好きでUS OPENを見に行った)際に、偶然、チェルシーマーケットの近くに、変わった屋上緑化らしいものを発見。よく見れば、それがHIgh Line Parkでした。

HIgh LIne Park 最南端のエントランス

HIgh LIne Park チェルシーマーケット近くの最南端エントランス


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造園とランドスケープアーキテクチュア

2009年 11月 29日 日曜日by Taguchi No comments »

初めて会った人に、自分の職業を聞かれると、「ランドスケープアーキテクト」と答える。アメリカでは、大抵の場合は、「へえ、そうかぁ。」と返答があり、さらに、「今度、私の庭を見てくれよ。」とまで言われる事が多々ある。また、米国への入国手続きの空港の検査官も就労ビザを確認した際に、私の職業を聞き、ランドスケープアーキテクトの仕事をしていると私が言うと、すんなり通してくれる。このようにランドスケープの仕事が一般の人まで浸透している。以前は、米国もこの職業の言葉に馴染みがなかったらしいが、現在ではテレビのHGTV(Home and Garden Channel、家のリノベーションや不動産関係を中としたチャンネル)などで、建築家やインテリアデザイナーと並びランドスケープアーキテクトがよく取りあげられ、親しみ深い存在になったようだ。

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今こそ教育に。アメリカの大学におけるランドスケープアーキテクチュア ② +ランキング

2009年 11月 20日 金曜日by Taguchi 1 comment »

前回は、なぜアメリカのランドスケープアーキテクチュアの大学院を選択したか、話しましたが,今回はどのように大学を選らんだらよいのか?という事について紹介出来たらと思います。
まず、米国の大学は、日本のように大学の名前で、その大学がよいとは限らないということに気をつけてください。例えば、聞いたことのある有名な名前の大学のランドスケープが他の大学に比べて、必ずしも良いとは限らないということです。実際は毎年、教授たちの入れ替わりやDirector(学科長)の変更、さらには学生の質によって、プログラムが更新され、それによって、良し悪しが決まります。ということは、昔はあの大学のランドスケープ学科が良かったが、現在はあまり良くないという事があるということです。
ほとんどのアメリカの大学の学科は、U.S. News and World Reportを見ればランキングが出ており参考になるのですが、残念ながらランドスケープアーキテクチュア学科(日本で言えば、造園学が近い。)については、述べられていませんでした。そこで、Design Intelligenceが数年前から、建築、ランドスケープ、インテリアデザイン、インダストリアルデザインの学科に関して評価し、ランキングを出すようになりました。11月の初めには、2010年のランキングを載せた雑誌を出版しました。

2010 ランドスケープ大学ランキング

Design Intelligence 2010 ランドスケープ 大学ランキング

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