街の宝物 それは、公共空間

2016年 6月 18日 土曜日by Taguchi Leave a reply »

ニューヨーク市は、公共空間をどれだけ大事にしているのでしょうか?

ニューヨーク市の都市計画長を委任された凄腕のキャリアーウーマン、アマンダ・バーデン。彼女はリーダーシップを発揮しながら、マンハッタンの緑の骨格である公共空間を再生することにより、街を活性化しました。その彼女の苦労と決断力、住民に耳を傾けた日々の努力を、日本でも有名になっているのTED TALK動画で紹介します。英語が苦手な人も、日本語字幕がついていますので、ぜひご覧になってください。

彼女の役職は、日本でいえば東京都の都市計画長という位置であると理解してもらえると分かりやすいと思います。彼女は多くの住民に耳を傾け、人々が欲するものを見出し、時にはハイラインのような公共空間を保護することをサポートする決断をしました。都市計画長が女性というのも、米国らしいですね。米国は初めての女性大統領が当選する日も近いかもしれませんしね。

TED TALKのウェブサイトでは、バーデンが

公共空間を設計したと書かれていますが、彼女の役職はニューヨーク市の都市計画の公務員もしくは室長ですから、少し誤解があります。彼女の仕事は、ハイラインやバッテリーパーク・シティーのような公共スペースを作る際に重要な決断をしていった市役所の代表者の一人です。実際にハイラインを設計したのはField Opereations、バッテリーパークシティーは、Olinを中心とし、Paul FriedbergやMichael van Valkenburghなどの多くのランドスケープアーキテクトが関わっています。

最近、私の知り合いの優秀なランドスケープアーキテクトの方が数名、公務員に転職されました。これからは、街にある既存の公共空間 ー 都市公園や児童公園、街路をはじめとするランドスケープをいかに心地よい空間にし、街のイメージとなりえるようなスペースが作られていくことと思います。そこでは、人々が健康で快適に過ごすことができ、多くの人々の笑みが見られる空間になると良いと私は思います。

公共、国家がランドスケープ・アーキテクトの重要性を確認するために、ぜひ、ニューヨークに旅行した際はこのような公園や都市空間を訪ねてみると良いと思います。

*TEDはTechnology, Entertainment, Designを中心とした短いプレゼン動画を紹介しています。アメリカの大学の講義で使われることもあれば、私たちのデザイン事務所の教育として使われることもあります。

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