アメリカのランドスケープ大学院のポートフォリオについて-デザイン系のバックグラウンドが無い人のために

2013年 7月 3日 水曜日by Taguchi Leave a reply »

過去に多くの方から、自分はデザイン系のバックグランドが無い(建築、造園、インテリア、アート等)ですが、アメリカのランドスケープ大学院の受験をしたいという問い合わせが多くありました。私が大学院にいた時は、半分ぐらいの大学院生が、デザイン系のバックグランドが無い人でした。私自身は、一年間、交換留学のような形で、コロラドのランドスケープ学科にいましたので、大学院に応募する際には、それなりの作品がありました。(今思うと、たいした事のないものですが。。。)それ故に、この点に関して、どのようにしたら良いのか、あまり分かりませんでした。

大学院募集時のランドスケープポートフォリオ(黒)、インターン募集時のポートフォリオ(白)

大学院募集時のポートフォリオ(黒)、インターン募集時のポートフォリオ(白)


さて、米国のランドスケープ大学院は、デザインのバックグラウンドが無い人用に、3年間のコースをきちんと用意してあります。ただ、先月、事務所に入ったデザイン形の経験が無かった留学生の同僚に聞いたところ、ポートフォリオを提出したと言っていました。ポートフォリオは型にはまるようなものは、無いのですが、同僚の意見を含めて、以下のようなものを含めて提出するのが良いと思います。

1.絵画、スケッチ - すごく上手く無くて良いですが、一つは、これをいれると良いと思います。白黒、鉛筆、水彩、ペンなど何でも良いです。 
2.写真 - 建築、都市、ランドスケープ、庭、植物など (写真は誰にでも取れますので、ポートフォリオの一部にしたら良いと思います。日本庭園も入れるといいですね。)
3.工作物 - 陶芸、木工、ガラス細工、模型など
4.デジタルグラフィック - コンピュターを利用したグラフィックなど。
5.建築、ランドスケープのプロジェクトを意識したもの、敷地分析、問題点の発見など

これらは、全ていれる必要はありませんが、ポートフォリオは出願の際に必須ですので、上を参考にして作ってみてください。もし心配であれば、過去に留学したい人に対して、アドバイスしたことがありますので、その時は気軽に連絡ください。これらのものを、A3やA4の用紙にまとめて冊子を送る、もしくはPDFを送るのが一般的なポートフォリオの提出方法だとおもいます。もちろんデザインの経験が無いのですから、これが素晴らしい必要は無いと思います。ただ、教授は、これからの可能性という点において審査すると思います。

大学生時代のランドスケープの作品ページ

大学生時代のランドスケープの作品ページ

以前にも述べましたが、日本人の学生の場合、一番重要かつ、苦戦をするのがTOEFLのスコアです。GREもあるのですが、これは算数のところで点数が取れるので、大丈夫だと思います。TOEFLさえ何とかなれば、ポートフォリオは時間をかけて少し作れば大丈夫だと思います。あとは、多くの大学に出願してみてください。事務所の同僚は10校応募したといっていました。。。これは多いと思いますが、奨学金などが欲しい場合は、良いのかもしれません。最近は、日本人の留学生が少ないですので、米国大学側から見れば、中国人や韓国人ばっかりの留学生を取りたいわけではなく、多様性を維持したいですし、きちんと学費を払う日本からの学生は、少しは融通が利くと思います。では、頑張ってください!


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